ビジネス向け天気予報アプリの機能追加 ウェザーニューズ
更新日:2025/4/26
ウェザーニューズは、ビジネス向け天気予報アプリ「ウェザーニュース for business」に「超高解像度モデル」機能を追加した。

新機能は、5㍍メッシュ(5㍍×5㍍の区画)で局地的な強風の発生を、1時間ごとに34時間先まで予測できるもの。建物の構造や樹木の高さ、風の流れをシミュレーションし、ビルの管理や工事現場の安全対策としての把握が可能になる。予測の高さは、地上付近から上空150㍍まで選ぶことができ、企業の防災・BCP対策や施設の管理、屋外イベントの開催を決める判断基準として活用することが可能。

ビル風などの局地的な強風は、工事現場の足場崩落や、屋外に設営されたテントが吹き飛ぶなどの事故に繋がるケースが多いため、事前の強風リスクを理解し、建設作業や不動産管理に役立てることができる。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。