DX化推進へSTATION Aiに参画 永賢組
更新日:2025/4/26
永賢組(愛知県春日井市)が、建設・不動産業のDXを進めるためにSTATION Ai(名古屋市昭和区)が運営するオープンイノベーション拠点「STATION Ai」のパートナー企業となった。

同拠点は、愛知県のPFI事業により選定されたソフトバンクがスタートアップを創出・育成する施設。2024年10月に名古屋市鶴舞公園内に開業しており、日本最大規模の拠点となっている。

永賢組は、今年3月に創業70年を迎える。3代目の社長である永草孝憲社長は「建設業は、地域の未来と環境を作る仕事である」という理念の下に事業を拡大し、今期はグループ全体で100億円の売り上げを見込んでいる。今後は、地域発展が事業の柱となるよう、業界全体のDX化を進め、同社が有する経験・ノウハウを地域や業界に還元する方針である。特に参画中のスタートアップと技術革新を進め、業界の労働力不足などの課題解決を目指していく。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。