長浜機設がベストプラクティス企業に選定
更新日:2025/4/26
長浜機設(愛媛県大洲市)は、愛媛労働局から2024年度「ベストプラクティス企業」に選定された。
ベストプラクティス企業は、厚生労働省が毎年11月に実施する「過重労働解消キャンペーン」の一環として、都道府県労働局が選ぶもの。長時間労働の削減や、働き方改革の実現に向けた取り組みを評価ポイントとしている。長浜機設が建設DXサービスの導入により、労働時間管理などの生産性を大幅に向上した点。また、YouTubeを活用し、若者を中心に建設業のイメージアップを図った実績などが選定要因となった。同社では、40 年間のキャリアパスを明確化し、社員の生活設計も含めたサポート支援体制の構築を目指している。

今回の選定を受けて長浜機設の福岡信一社長は、愛媛労働局長と四国地方整備局の担当者と意見交換会を実施。会社の上層部こそ変わるべきという持論や、DX推進に向けた活用のポイント、経営理念を浸透するために実施した過程などを共有した。福岡社長は、「ベストプラクティス企業に選定されたことを大変嬉しく思う。今後も働き甲斐のある職場環境を追求することで、更なる躍進を遂げていきたい」と意気込みを述べた。
長浜機設のYouTube
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。