GENBA×点検がNETIS登録 SORABITO
更新日:2025/4/29
SORABITO(東京都中央区)の建設現場の安全点検業務システム「GENBA×点検」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録された。登録番号はKT-240125-A。

同システムの活用により、建設機械の始業前点検の他、設備や足場の点検、作業員の健康チェックなど様々な点検表のペーパーレス化を実現。2次元バーコード読み取りでログインできる他、作業員のユーザー登録が不要のため、協力会社の多い建設現場での利用がスムーズに遂行できる。
スマートフォンで登録した点検結果は、パソコンで確認することも可能。作業が完了した状況をリアルタイムに集計し、日々の点検結果を可視化。電子承認機能により、パソコン、スマホで承認作業が完了する。

GENBA×点検の責任者である角谷峻平氏は、「人手不足で業務負担が増加する中、効率化とDXを推進するためには『利用者の使い勝手を最優先に考えたサービス』であることが最も重要だ。今後も、この信念を基に、新機能の開発や実装に取り組んでいきたい」と展望を述べた。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。