岩倉建設が「GENBA×点検」を導入
更新日:2025/5/2

岩倉建設(札幌市中央区)が、SORABITO(東京都中央区)が提供する「GENBA×点検」の導入を開始した。同サービスは、建設現場における安全点検のDX化を加速するツール。建設機械や設備・足場、作業員の健康チェックなどをペーパーレスで遠隔からでも確認できる。点検表の回収を不要にし、安全点検業務を効率化する。

岩倉建設は、北海道や東北、関東など東日本全域にて事業を展開する建設会社。社内のペーパーレスに対する意識はあったが、現場では紙の管理が主流を占めており、点検表の回収や管理部分での効率化が課題となっていた。今回の導入を機に、現場での省力化を促進していく方針である。

GENBA×点検は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、実際に公共工事で利用した施工者は、工事成績評定での加点対象となる。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。