フクイ建設技術フェア開く 建設技術フェア実行委員会
更新日:2025/5/2
建設技術フェア実行委員会(福井県建設技術公社)は、9月4~5日に福井市内の会場で建設技術フェアを開いた。土木・建築分野の優れた技術と企業を一堂に集め紹介し、情報交換の場を提供。建設産業の発展に寄与すると共に、担い手となる人材の育成を支援する目的に開催した。会場では、製品や工法、活用事例などを紹介した他、福井県建専連による高校生対象の体験型コーナーも設けられた。

建設技術フェア実行委員会事務局の安井幸市郎氏(福井県建設技術公社・業務課長)は「建設業の技術や資材は、各企業の努力の成果で日々進化している。イベントを通じて一般の県民の皆様や就職を考える学生に広く周知する機会としたい」と語った。

体験型コーナーの出展者は、「参加する学生は、進路を迷っている段階。体験を通じて建設業に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と期待を込めた。

同フェアの開催は今回で16回目となる。「再生・保全」、「防災・減災」、「環境・エネルギー」、「建設ICT」、「福井の技術」の5分野で過去最多となる101の企業・団体が県内外から出展した。
※建設技術フェア実行委員会構成は、福井県建設技術公社、福井県建設業協会、福井県測量設計業協会、福井県県産品活用推進センターをメンバーとして構成している。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。