技研製作所のエコサイクルが港区の公園に設置
更新日:2025/5/8
技研製作所(高知市)の提供する、機械式駐輪場「エコサイクル」2基(地下式・計400 台収容)が、東京都港区にある一の橋公園に導入された。7月31日から「一の橋公園自転車駐車場」としてオープンしている。

「エコサイクル」を港区で導入するのは5箇所目。今回は、チャイルドシート付き自転車の利用が多いことから、同種の収容台数を増やした新仕様となっており、設置はグループ会社の技研施工(高知市)が一次下請けとして担当した。
一の橋公園がある麻布十番駅周辺は、駐輪場不足が課題となっており、用地確保が困難なことから、公園機能を阻害せず地下空間を有効活用できる「エコサイクル」を採用した。朝夕の混雑時にもスピーディーな入出庫が可能な点や、港区内での過去4カ所の施工・運用実績(六本木駅、桜田公園、三河台公園、こうなん星の公園)も採用の決め手になったという。

今後も技研製作所は、新仕様の「エコサイクル」に関する提案活動を推進し、機能的で快適な街づくりをサポートしていく方針だ。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。