愛知県造園建設業協会が定時総会を開催
更新日:2025/6/3
愛知県造園建設業協会は5月29日、2025年度定時総会を開催した。

総会では、2024年度の事業報告と2025年度の事業計画などを承認。今年度は、尾北支部で植栽活動や大学生・高校生を対象にした造園デザインコンクール、講演会・研修会などを実施する。

梅岡美喜男会長は「先日、国土交通大臣に『現場で汗水を垂らして働く作業者の賃金を上げてほしい』と陳情した。日々、危険な状況でも身体を張って地域の安全・安心を守る職人の単価が上がるよう、協会としても全力を尽くしていく。建設業が魅力的な業界に変わるよう、最善を尽くすので力を貸してほしい」と挨拶した。

また来賓の大村秀章愛知県知事は、「愛知県の街づくりは、建設業の方々のたゆまぬ努力によって保たれていると確信している。今後も全力での支援継続を約束する」と感謝の意を示した。

総会では、「第20回造園デザインコンクール」の入賞者を表彰。総会後は、創立50周年記念祝賀会も開催し、参加した会員同士が日頃からの課題や、今後の発展に向けた情報などを共有した。

新規入会者は、青木造園土木(愛知県半田市)、庭楽(愛知県半田市)、大府造園土木(愛知県大府市)となっている。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。