クラフトバンク総研

HARDWOODが樹木傾きセンサーの提供開始

更新日:2025/9/20

HARDWOOD(東京都江東区)は、樹木傾きセンサー「ツリチル」の販売・サービス提供を開始した。

同サービスは、IoTとセンサー技術を融合し、樹木の傾きの大きさと方向を測定する。測定されたデータは、クラウドにワイヤレスで送信するため、24時間体制でモニタリングの実施が可能。リアルタイムの通知で倒木リスクを即時に把握できるため、倒木による事故を未然に防ぐことに貢献する。

サービスでは、ベーシックプランと見守りプランの2種類を展開予定。ベーシックプランは、「ツリチル」から送信される樹木の傾きの大きさと方向のデータを基に、樹木の専門家である全国の「樹木医」が管理方針の判断・対応する体制を作る。また見守りプランでは、同社の樹木医がその判断・対応を直接フォローする。

森広志社長は「人と樹木が安全に共存するためには、樹木の安全性を定期的に確認・管理する必要がある。『ツリチル』は、常に樹木の状態のチェックや、いち早く樹木の異常に気がつくことができる。今後も安全な樹木管理が定着するよう、『ツリチル』の普及促進に注力していきたい」と展望を述べた。

製品ページ:https://hardwood.jp/tree-tilt-sensor 

解説動画:https://www.youtube.com/watch?v=GrV3ij79V2