クラフトバンク総研

小松祐二さん(株式会社小松工業・代表取締役社長)

更新日:2026/2/18

本社ビルを創設した2018年、代表取締役社長に就任した。会社は50年以上も形を変えず型枠工事を専門にしており、激動下でも顧客に真摯に向かい続けてきたと高い評価を受ける。会社の舵取りを担ってから約8年。「いまだに慣れない感覚がある」と微笑みを見せながらも、堅実な組織運営を手掛けている。

設備面の強化を後回しにしていた為、近年では海老名に1600坪の資材置き場を設置。「職人も高齢化してきたので、このタイミングで実施しなければ手遅れになると感じた」と率直に話す。現状では実習生に頼っている部分も大きく、このような状況を克服できるよう、職場環境の改善も加速させる。心許す同業者の中には、10人の若手職人を迎え入れる会社もあり、この先はTikTokなどのSNSも取り入れる検討を始めているようだ。

神奈川県型枠工事業協同組合では、理事も務めるなど業界改善・活性化にも携わる。「時代の変化も激しいが、柔軟に適応することで生き残りを図りたい」と明確な覚悟を示す。創業者である父は80代を迎えているが、現在も会長として社内の数値管理などに現れることもある。「いずれは自分も同じことができるようになるかな?」。確かな「目指すべき姿」に少しでも近づけるよう、今日も最善を尽くしている。

株式会社小松工業のHP:https://komatsukogyo.co.jp/

新着記事

  • 2026.04.08

    芳野佑介さん(株式会社SALE・代表取締役)

    「悪質な手抜き工事をなくしたい」という強い信念を基にした組織運営に取り組む。いまだに「安かろう悪かろう」のイメージが根強い外壁塗装・リフォーム業界。現状からの脱却を図るため、自社施工に特別なこだわりを見せ、高品質なサービ […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.04.02

    小原千典さん(有限会社武政建設・代表取締役)

    創業家ではない建設業に入社し、当初は役員の経験を積んだ後、数年で独立をと考えていた。しかし、31歳を迎えた時に「今から会社を立ち上げるのは大変だと考えたこと。また、後輩も入れてしまった責任を感じ、当社で3代目の社長に就く […]
    クラフトバンク総研記者宮治 敏志
  • 2026.03.31

    中村竜一郎さん(株式会社中村鉄筋工業・代表取締役社長)

    今年2月に九州鉄筋工事業団体連合会・青年部の副部長に就任した。周囲からの推薦により就くことになった重大な任務。「青年部長となった宮村良太氏(宮村鉄筋工業・代表取締役)を支えると同時に、次の世代に道筋を付けるための活動にも […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.03.27

    梅田省一さん(株式会社ノーグチ・工事事業部 部長)

    現場で作業をする職人の負担を減らすため、鉄筋のユニット化(ジャバラ工法)を進めるなど、工数を減らす施策に励む。職長の時は、2~3ヶ所の現場を理解すれば良かった。しかし、「今はその職長を含め現場がどのような動きに変わったか […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦