クラフトバンク総研

右からジャジャン・ヌルザマンさん、小園英樹さん、アセプ・プラタマさん、ハエルディン・トリ・ウィバワさん、モハマド・エルウィンさん(フクムラ仮設株式会社)

更新日:2026/4/30

 昨年10月にハエルディン・トリ・ウィバワさんとモハマド・エルウィンさんが、インドネシアから技能実習生としてメンバーに加わった。10年ほど前には、同じ祖国のジャジャン・ヌルザマンさんとアセプ・プラタマさんが同社に参画しており、現在は2人のメンター役としての役割も果たしている。

 全員が日本に来た理由を「祖国で生活する家族をサポートしたかったから」と答える。今なお仕送りを続けており、アセプさんは「自分の働きが、少しでもインドネシアに居る家族の助けになることを考えている」と地道な取り組みを語る。4人は現在、同じ家で生活している。公私共に仲を深めることで、ウィバワさんとエルウィンさんに対して、これまで蓄積していきたノウハウを丁寧に伝授する。4人が「日本の父」と慕うのが小園英樹さん。「ジャジャンを中心に、常に家の中は清潔かつ整理整頓が行き届いており、現場では団結したチームワークを発揮している。当社にとっては、全員が貴重な戦力であり家族。引き続き、社内にこのようなチームを増やせるよう、働きやすい組織を追求したい」と目標を述べる。

 ジャジャンさんは、「私が来日した当初は、何が課題かも理解できていないケースが多かった。2人が、そのような思いをしなく済むよう、アセプと連携することで技術向上に集中できる環境を整えたい」と心掛ける。不明点を母国語でも質問できる状況は、日本語を習得する上では最適のようで、2人は「恵まれた会社に入れたことに感謝し、今できることに全力を尽くす」と熱い気持ちを表明する。今後の目標を聞くと、4人からは「ずっと日本に居続けられるよう努力し、少しずつでも会社に恩返しをすることから始めたい」との即答があった。人材の育成・多様化を探求するフクムラ仮設は、様々な趣向を凝らすことで、更なる発展を目指していく。

会社のホームページ:https://fic-group.com

新着記事

  • 2026.06.18

    林 優希さん(合同会社ESORA・代表)

     今年3月より2年前に設立していた同社の業務に専念することを決めた。前職の社長からは「代表を引き受けて貰えるなら新会社を設立する」との依頼もあった。しかし、「理想を実現するには、例え苦しくても全ての責任は自分で背負うべき […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.06.11

    河野俊介さん(株式会社LUCRAS・代表取締役)

     今年2月にYouTube番組「令和の虎」の2代目主宰・林尚弘氏が提供する、経営者向けのコンサルティングサービス「林顧問」に加盟した。定期的に開催されるお茶会などに参加すると、これまでにない人脈構築と情報交流が可能になり […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.06.04

    河原﨑輝さん(株式会社朝比工業・代表取締役)

     今年1月に全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)に加入して以降、「組合員の幅広い活動に触れ、大変刺激を受けている」と眼を輝かせる。法人化から11年目を迎えており、くさび足場以外にも、「やま足場や吊足場なども取り入れて […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.06.01

    清水勇輝さん(豊開発株式会社・代表取締役)

     セキュリティ関連の企業にて、営業・経営企画などに携わった後、2018年に入社を果たした。内部から会社を見ると、「創業者である父の頭にしか、経営情報が入っていない現実に不安を覚えた」と吐露する。間もなく経営面を任されたこ […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦