クラフトバンク総研

柳井真実さん(有限会社柳井通商・総務)

更新日:2026/1/15

創業者であり父でもある柳井泰三氏について、「曲がったことが嫌いなところは、家族の中でも一番似ていたと思います」と振り返る。一昨年5月までは通信制高校で担任などの業務に携わっていたが、泰三氏の逝去をきっかけに、「父が開発した鉄筋ジャバラユニット工法を、より広く伝えていく役割を担いたい」と考えるようになり、入社を決意した。現在は、2代目社長である母・扶美代氏とともに、ジャバラユニット協会の運営にも関わっている。

現在は通常業務と並行して全国の会員企業を訪問し、工法の特徴や現場での声を直接聞く日々を送っている。鉄筋工事の工業化による生産性向上を目的とした同工法は、2005年に国土交通省より国土技術開発賞を受賞した実績を持つ。総会などで会員同士が交流できる機会について、「協会という限られた枠組みの中だからこそ、施工事例や情報を安心して共有できる環境がある」と話す。

現在の最優先事項は、「鉄筋ジャバラユニット工法の魅力を、自分の言葉で正確に伝えられるようになること」。これまでに建設工事へ適用された物件数は700件を超える。今後も、鉄筋工事に携わる人々の負担軽減と効率化に貢献することを目標に、目の前の業務一つひとつに取り組んでいく。

有限会社柳井通商のHP: https://y-jabara.com/

関連記事:『ジャバラユニット協会』

新着記事

  • 2026.02.05

    崎原司さん(株式会社サキハラ・代表取締役)

    2年前に九州鉄筋工事業団体連合会の青年部長に就任。3ヶ月に1度の頻度で開く九州青年部会議では、各県の青年部と改正建設業法の取り組みなど、会員が関心を持つ最前線の情報共有を心掛けている。 青年部では昨今、標準見積書の活用や […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.01.28

    芳﨑一郎さん(有限会社ホウザキ・代表取締役)

    会社は来年4月に設立60周年を迎える。新卒で入社した竹中工務店での業務が刺激的かつ充実感に溢れていた為、当初は父が創業した同社に参画する意志はなかった。しかし、母親の急逝を受け家業を継ぐ決意を固め、スーパーゼネコンでの勤 […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.01.21

    井出祥吾さん(井出建設工業株式会社・代表取締役)

    学生時代から父が創業した同社に対して、「将来は自分が家業を継ぐことになるのだろう」と、漠然と思い描いていた。現在は二代目の社長として、「身の丈に合った経営で、誰もが働きやすい会社にしたい」という強い信念を持ち、会社の舵を […]
    クラフトバンク総研記者松本雄一
  • 2025.12.23

    岸本淳さん(株式会社キシケン・取締役社長)

    会社は来年、設立10周年を迎える。17歳から建設業に従事して以降、1人親方を経て決意した法人化を「当時、結婚する社員が増え始め、『社会保険に加入するなど、体制を盤石化するには?』を突き詰めた結果だった」と振り返る。今年4 […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦