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寿建設が設立60周年の記念動画を配信

更新日:2026/6/23

寿建設(福島県福島市)が、YouTubeにて「豊後土工のDNA」を配信した。設立60周年を記念して製作したものであり、再生回数が5000回を突破している。

動画は、同社のルーツである大分県南部出身のトンネル技術者集団「豊後土工(ぶんごどっこ)」の歴史をたどった作品。建設業が地域の未来を切り拓く仕事であるということが、視聴者にも伝わる内容となっている。焦点を当てているのは、日本の土木建設史上最大規模のプロジェクトとされる、関西電力黒部川第四発電所(黒四)の建設現場に豊後土工が多く携わっていた点。岩盤温度が170度以上に達する過酷な環境の中、頭から冷水をかぶり作業に当たった記録映像が収められており、大成建設の太田資倫氏と寿建設OBの後藤一身氏が当時を振り返っている。

寿建設のルーツである森崎一家の3代に渡る歩みにも迫っており、創始者の武吉氏は島根県の現場で40歳の若さで急逝。長男の鼎氏が技術を引き継ぎ、黒四をはじめとする難工事を担って大成建設の厚い信頼を獲得した。その鼎氏の長男・俊紘氏が福島県の東栗子トンネル竣工を機に寿建設を設立し、現在へと続く礎を築いた歴史が明かされる。

また、福島県を伸びる国道114号線・3本のトンネルを、昭和・平成・令和に渡って寿建設が3世代で施工した結果、沿線の観光農園の来客数が2倍に増加。大阪万博への出展という夢まで実現した地元農家の声も盛り込まれている。

森崎英五朗社長は、動画制作の経緯を「人間で言えば還暦に当たる節目を記念し、時代に合った内容を心掛けた。会社の歴史だけでなく豊後土工もテーマにしたかった」と述懐する。「これまで知られることのなかった『トンネル屋の一族』の歴史を分かりやすい動画でご堪能いただきたい」とし、大画面での視聴を勧めている。

Youtube:【設立60周年記念作品】 “豊後土工(ぶんごどっこ)”のDNA

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