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前川会長が再任を果たす 熊本県建設業協会

更新日:2026/5/25

熊本県建設業協会は5月22日、ホテル日航熊本で第63回通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、前川浩志会長(八方建設)が再任した。

前川会長は、熊本地震から10年が経過し改めて犠牲者に対する哀悼と被災者へのお見舞いを述べた上で、「発災直後から会員が一丸となって地域復興に挑んだ。復旧・復興に取り組む建設従事者の姿が県民から『地域の守り手』として認められていることを実感している」と強調した。その上で、「円安や地政学リスクに伴う物価の高止まりなど、建設産業を取り巻く環境は依然として、先行き不透明な状況が続いている。こうした中でも、若年層の入職促進や女性活躍の定着、担い手の確保・育成など喫緊の課題に対し、適正利潤を確保しながら柔軟かつ的確に取り組んでいきたい」と決意を表明した。

来賓として挨拶した熊本県土木部の椎場泰三総括審議員兼政策審議監は、「今年で熊本地震から10年という節目の年を迎え、3月に県道熊本高森線の4車線が全線開通するなど復興が着実に進んでいる。令和2年7月豪雨についても地域の再生に向けて災害公営住宅の整備を進めてきた」と進捗を報告し、「これらの取り組みを推進するには、建設業協会などの力添えが不可欠。県民の生活を支え、未来へつなぐため、引き続きの支援と協力をお願いしたい」と要請した。

総会では、25年度の事業・収支案を承認、26年度の事業計画と収支予算を報告した。26年度は、地域の基幹産業としての役目を果たすため、公共事業予算の確保や担い手の確保・育成、女性の活躍と定着に向けたワーキンググループ設置などに取り組む計画を盛り込んでいる。

当日は全建会長表彰などの伝達も執り行われ、代表者らに表彰状が手渡された。受賞者を代表して上野建設(水俣市)の上野義郎社長が「受賞に恥じぬようより一層精進を重ね、業界発展に尽くしていく」と応えた。

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