日本ピーエスなどがPC工学会「技術開発賞」受賞
更新日:2026/5/29
日本ピーエス(福井県敦賀市)が、五洋建設と海上・港湾・航空技術研究所、東京科学大学と共同開発した「PC圧着接合によるプレキャスト桟橋工法」にて、プレストレストコンクリート(PC)工学会の2025年度「技術開発賞」を受賞した。

同技術開発賞とは、PCの技術発展に大きく貢献した、画期的な新技術や新材料の開発に対して贈られるもの。受賞した工法は、工期短縮・省人化による生産性の向上と、建設時におけるCO₂排出量の削減を実現。従来の「サイトPCa工法」で必要な大型起重機船や大規模な製作ヤードなど、施工時の制約条件を大幅に緩和できる点が評価された。産学官4者の知見を結集し、実用化研究から社会実装までを見据えて、体系的に開発を続けた努力が実った。

5月22日には、プレストレストコンクリート工学会が開催した、通常総会にて表彰式を実施。日本ピーエスからは、天谷氏が出席し賞状などが贈呈された。同社は、今回受賞した技術を、今後の港湾インフラ整備における新たな選択肢として提供し、生産性向上と環境負荷低減の両立に貢献していく方針である。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

