ヤマサが「100億宣言」を公表
更新日:2026/4/17
鉄鋼・建材卸を手掛けるヤマサ(高知市)は、売上高100億円達成を目指す「100億宣言」を公表した。同宣言は中小企業庁などが推進する企業の成長支援策に呼応したもので、同社は2035年の達成に向け、組織基盤の強化と事業拡大を図っていく。

戦略の柱として、南海トラフ地震を見据えたBCP対策を強化する。今夏をめどに本社・倉庫を高台の工業団地へ移転新築し、保管能力を従来の約5倍に拡大。新たに一次加工設備を導入することで、鋼材の卸売から工事請負までの相乗効果を創出し、四国全域から本州へと商圏を広げる方針である。また、高知県の深刻な人口減少への対応として、子ども手当を従来の4倍となる月額2万円に拡充する他、27年4月には数十年ぶりとなる新卒採用を再開。働きやすい環境整備を通じて、地域の若者定着とU・Iターンを推進させる。

山下元行社長は「本社移転と加工設備の導入により、配送効率の向上と多様なニーズへの対応を進める。社是である『郷土の発展の礎になる』を体現し、鉄鋼・建設資材の供給を通じて、地域社会のさらなる発展に貢献していきたい」とコメントした。

この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本 雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

