堀菜々美さん、北川智也さん(増山建設株式会社 五島支店)
更新日:2026/7/30
入社5年目の堀菜々美さんと3年目の北川智也さんは、「ものづくりがしたい」という一心で、全く畑違いだった建設業界に飛び込んだ。堀さんは高校で料理などを学び、北川さんは普通科の出身。建設業とは縁遠い学校生活を送りながらも、「自分の手で何かものづくりをしたい」という思いが、この業界に引き寄せたという。

堀さんは「自分が携わった現場が完成し、地域の人々に安全に使われている光景を見たとき、大きな達成感が生まれ、やり甲斐に繋がる」と実感を込める。北川さんは中学時代に地元の奈留島でバス停の基礎工事を一部だけ手伝った経験を持つ。完成後に利用者を目にしたとき、「自分が作ったものが人の役に立っていると感動した」と思いを述べる。近日中には、2人が施工に携わり開設に向け一部工事区間の完成を迎える林道がある。人々が利用しているシーンを想像すると、「今から携われて良かったという思いで溢れる様子が想像できる」と声を揃えている。


工事現場未経験の状態を支えたのが、会社のサポート体制である。堀さんは入社前に、長崎県長与町の高等技術専門校で溶接技術を習得。当初は学校での作業と実際の現場作業との違いに苦戦したが、「充実した制度のおかげで、自然となじめた」と振り返る。北川さんは奈留島出身のため社員寮が存在することも入社の決め手となり、「経済的・生活的な不安は解消された」と感謝を口にする。2人は「困難に直面しても続けられたのは、それを上回る楽しさがあったから。多くの先輩からの熱心な指導も受けられているので、1日でも早く認められるよう努力したい。当社には資格取得の支援もあるので、試験を突破し出来ることを増やしたい」と思いを表明する。その他にも書類業務面をサポートする「建設ディレクター」として女性を配置するなど、現場の負担を軽減する様々な施策を打ち出している。

増山勲章支店長は「熱意ある若者が、伸び伸び働ける社内制度の構築を目指している。これからも五島にこんなに楽しい職場があると周知し、五島の優秀な人材を呼び込んでいけるよう採用活動に取り組みたい」と間口を広げ続ける、確固たる意志を示している。

会社のホームページ:http://masuyama-gp.co.jp/
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。







