今本健一さん(今本工業株式会社・代表取締役)
更新日:2026/7/23
社長に就任した2021年以降、「とにかく単価を上げることを集中的に考えている」と語る。所属する福岡県鉄筋事業協同組合では、団体を上げて法定福利費や労務費などを盛り込む標準見積書の提出を徹底。スーパーゼネコンなど大手では受け入れられ始めた反面、全体を見渡すと浸透し切れていない現実にも直面する。利益の確保は今後の事業継続において不可欠のため、「ここはだけは気を抜かず継続する」と並々ならぬ覚悟を見せる。

トラック運送会社に勤務するなど複数の仕事に就いたが、自身の中には「いずれは家業を引き継ぐ」という使命感が消えることはなかった。鉄筋工事は身体的に負荷が掛かり、取り組むべき業務も多いが、「自分で考えながら加工ができ、全く同じ工程が何一つない魅力があるので、他の業種は物足りなさを感じてしまうかな?」と微笑みを見せる。


掲げる目標は「九州1位の鉄筋工事会社になること」。先代から「人々が長く安心して暮らせる建築物を造る」という理念を受け継いでおり、鉄筋1本1本を集め組み上げることで何百倍もの強度を発揮できる様子を、「それは人も同じと考えている」と明確な経営スタンスを指し示す。20~30代の若手社員も多く、社内は常に活気に溢れている。会社の発展と社会貢献の両立を目指し、今後も継続的な安全・安心が提供できるよう最善を尽くす所存だ。


会社のホームページ:https://imamotokogyo.com/
建魂一適:福岡県鉄筋事業協同組合
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







