風間 謙さん(株式会社風間組・代表取締役)
更新日:2026/8/11
昨年に会社設立10周年を迎え、現在は「自分が不在でも会社が回るよう、組織化の実現を目指している」と語る。これまでは建築工事の鳶・土工・コンクリート工事が9割以上を占めていた。しかし、近年では法面工事に付随する仮設工事や、送電線の建て替え・新設に付随する工事用モノレールの資材リースから施工までを請け負うなど、土木工事や電力工事にも携わっている。常に時代の変化に応対するため、「暗中模索を繰り返しながら、その時の最適解を導き出している」と並々ならぬ意欲で事業を展開する。

一昨年には、全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)に入会した。特に青年部には、ゼロから組織を大規模化した同志が多く、「皆さんの知見を少しでも吸収できるよう、積極的に関わることを心掛けている」と基本スタンスを述べる。近年では、自社でソフトウェア開発に取り組み、生産性向上を目的にした動きも加速化させるなど、最先端を意識した経営を手掛けている。


2026年内にグループ会社として、運送会社の設立を計画している。仮設・残土の運搬などを目的としており、現場に出られなくなった社員のセカンドキャリアとしても想定する。「社員が長く安心して働ける環境が必要と創立を決めた。現段階は道半ばの状況だが、引き続き理想を追求したい」と思いを込める。仮設足場の魅力は「チームプレーが必須で、カリスマが1人居ても成り立たないこと」。信頼を積み重ね、地域を支える企業として確立するため、今後も果敢な挑戦を続けていく。


この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







