江川 靖さん(株式会社江川スチール・代表取締役)
更新日:2026/9/16
23歳の時に、現在も社内で活躍を続ける部長と2人で独立。その後、「安全面の徹底や福利厚生費の整備、月給制の導入は不可欠」と痛感し、法人化を実施した。早期に社会保険への加入も進めており、「とにかく社員と協力会社が心地良く働ける環境づくりを心掛けている」と組織を運営する上での基本スタンスを語る。

所属する福岡県鉄筋事業協同組合では、同じ志を持つ多くの組合企業と深い関係を持ち、現場で働く職人が適正な賃金を得られるよう、「団体の活動を念頭に単価を上げる必要がある」と明確な意志を示している。猛暑・極寒での作業が強いられる鉄筋工事業に関して、「正直、人気のあるビジネスとは言えない」と見立てる。しかし、「それでも鉄筋工事が無くなることはない」と断言。ミリ単位の現場での組み立てが不可欠な鉄筋業は、「決して機械やAIに取って替えられない仕事だから」と考える所以であり、自身の中に決してブレない軸が存在している。

会社は現在、鳶・土工などを含め8業種の許可を所有する。数年前に極端に鉄筋工事の仕事量が落ちた際、「今後も会社のベースとなる鉄筋業を続けるためには、他の選択肢も確保する必要がある」と決断。現状では順調に事業を展開できており、「引き続き、バランス重視の経営を目指したい」と意気込みを見せる。当面の目標は「組合でも議題に上げる『新3K=高収入・硬い保証・かっこいい』を定着させていくこと」。理想の会社づくりに向けた取り組みは終わらない。
会社のホームページ:https://www.egawasteel.com/
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







