クラフトバンク総研

新妻泰知さん(新妻鋼業株式会社・常務取締役)

更新日:2026/8/19

 新卒で家業である同社に入社以降、「加工場や現場、鹿島建設への出向など、様々な体験を経て現在地に辿り着いた」とこれまでを振り返る。鉄筋の専門工事業者として、追求し続けてきたのは「安全と品質の確保」。求められている安全・品質の基準を満たすことで、顧客から確固たる信頼を獲得している。

 自身の入社当初は、社内の教育体制が確立しておらず、「技術は自分で身に付けるように」という状態だった。この状況を受け、近年では若手でもキャリアアップのイメージが描けるよう趣向を凝らす。「専門工事会社でも、職長・番頭・図面作成・経理など、幅広い経験が積める。特に若い社員には、様々な可能性の中から自分の進むべき道を選べることを提示したい」と実感を込める。

 現在31歳。近い将来は社長に就くことも想定する。当面は「社員1人ひとりが目指すべき目標を持ち、それを遂行できる仕組みづくりに注力したい」と思いを語る。資格取得を試みる社員・協力会社へのサポートは手厚く、確かな信用も得られている。「むやみに会社の規模を拡大するのではなく、会社存続のためにも新たな手段も模索していきたい」と常に視線は前を向きながら、組織運営を心掛けている。

新妻鋼業のホームページ

関連記事:建魂一適「関東鉄筋工事業団体連合会・青年部会」

関連記事:関東鉄筋工事業団体連合会が「青年部会総会」を開催

新着記事

  • 2026.08.13

    風間 謙さん(株式会社風間組・代表取締役)

     昨年に会社設立10周年を迎え、現在は「自分が不在でも会社が回るよう、組織化の実現を目指している」と語る。これまでは建築工事の鳶・土工・コンクリート工事が9割以上を占めていた。しかし、近年では法面工事に付随する仮設工事や […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.08.06

    塙 真人さん(株式会社大平組 第二工事部・本部長)

     会社は昨年3月に設立40周年を迎えた。料理人を経験後に飛び込んだ建設業界。鳶職から土工を経て、鉄筋工事業に辿り着いたが、「入職当初は『仕事は見て覚えろ』が前提の世界だったので、無我夢中で食らい付いていた」と振り返る。多 […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦
  • 2026.07.30

    堀菜々美さん、北川智也さん(増山建設株式会社 五島支店)

     入社5年目の堀菜々美さんと3年目の北川智也さんは、「ものづくりがしたい」という一心で、全く畑違いだった建設業界に飛び込んだ。堀さんは高校で料理などを学び、北川さんは普通科の出身。建設業とは縁遠い学校生活を送りながらも、 […]
    クラフトバンク総研記者信夫 惇
  • 2026.07.23

    今本健一さん(今本工業株式会社・代表取締役)

     社長に就任した2021年以降、「とにかく単価を上げることを集中的に考えている」と語る。所属する福岡県鉄筋事業協同組合では、団体を上げて法定福利費や労務費などを盛り込む標準見積書の提出を徹底。スーパーゼネコンなど大手では […]
    クラフトバンク総研編集長佐藤 和彦