清水勇輝さん(豊開発株式会社・代表取締役)
更新日:2026/5/29
セキュリティ関連の企業にて、営業・経営企画などに携わった後、2018年に入社を果たした。内部から会社を見ると、「創業者である父の頭にしか、経営情報が入っていない現実に不安を覚えた」と吐露する。間もなく経営面を任されたことを機に、グループウェアや社内チャットなどDXを導入。会社全体での情報共有が進み、各社員が現状を把握した上での業務推進を実現できたという。

昨年度までは、中期計画として本社オフィスの大規模リノベーションや人材育成に力を入れるなど、会社の土台確立を目的にした投資を実施。無事に躍進を下支えする舞台を整えられたことで、「これからは50年先を見据えて、利益を生み出せる仕組みを構築する」と意気込みを見せる。最優先事項には「新たにお付き合いのできるゼネコンを開拓すること」を掲げており、どのような過程を経るかも興味深い。

近年では「あそびを大切に。」という価値観を重視し、社内に「あそ部」を創設。建設ディレクターやドローンオペレーターを兼任するメンバーも所属しており、20代の若手を定期的に採用できる体制も作り上げた。施工管理職の高齢化が進むなど、一長一短では解決できない課題も多い。しかし、「数字だけにこだわり過ぎず、『工事で繋ぎ、社会を豊かに開発する』というビジョンを前提にした経営を、楽しみながら手掛けたい」と確固たるスタンスを示している。
会社のホームページ:https://www.yutaka-kaihatsu.co.jp/
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。







