三承工業が「ESGレポート」を公開
更新日:2026/5/7
三承工業(岐阜市)は、環境・社会・ガバナンスに関する取り組みと社会の課題解決についてまとめた「ESGレポート」を初めて公開した。中小企業基盤整備機構「100億企業成長ポータル」の登録企業によるレポートの公開は、中部地方で初めての取り組み(2026年4月時点)だという。

同社はジャパンSDGsアワードの受賞企業であり、事務局運営にも関与した実績を持つ。これらの経験を基に今回のレポートでは、人的資本・健康経営を基盤とした取り組みや、建物の長寿命化・地域雇用など、社会課題の解決に向けた事業モデルを組み込んでいる。過去に発生した組織崩壊の危機を克服した実態も盛り込まれている点も特徴である。
-scaled.png)
レポートは現在、前内閣官房参与の間宮淑夫氏ら有識者によるレビュー段階にあり、重要課題の特定や各種KPIの拡充を盛り込んだ「改訂版」を公表する予定である。
三承工業は、2050年を見据えた長期ビジョンを掲げ「社会的企業が評価される時代」の実現をミッションに掲げている。今後は、今回と同様の取り組みを目指す地域中小建設企業に対して、ESGレポートの作成支援にも乗り出す方針を示している。
ESGレポート2025:https://www.sunshow.jp/pdf/esg_0217.pdf
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

